食べてみた? 済州ミカン、知っている? 済州ミカン博覧会

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文化イベント:済州ミカン博覧会
ヘッドライン:見て、体験できる済州ミカン博覧会
ミカンの価値について考えたことはありますか


 

済州の冬といえば、一番最初に何が浮かぶだろうか。「ミカン」と答えた人は、暖かい電気カーペットの上で、ミカンのパチ(済州で「商品価値のないミカン」の意)を食べ過ぎて、手が黄色くなったことがあるかもしれない。

済州では2013年から毎年11月頃に「済州ミカン博覧会」が開催されている。「済州の未来、世界に誇る銘品ミカン」というテーマで、済州ミカンが競争の中で生き残り、発展できるようにミカンの価値を見直すためのイベントとなっている。済州ミカン博覧会は、2015年に17万人が訪れたほど、済州島内では大規模イベントだといえる。何よりも済州道民の参加が最も活発なイベントで、特に生産者の情報交流の場としても役割を十分果たしている。

 

 

イベントは展示、コンファレンス、コンサート、その他のプログラムで構成されている。見て、体験できるものが多く、特に多彩な体験イベントが設けられている。ミカン体験学習館(オンジュリの家)では、ミカンゼリーづくり教室に子供たちは興味津々で、ミカンビーズづくりやミカン芳香剤づくりなどミカンを用いた多様な体験を楽しむことができた。

イベント2日目に訪れた博覧会は、突然の雨で野外イベントと体験イベントがほとんど行われなかったが「ミカン産業展示館」だけはかなり混んでいた。「ミカン産業展示館」では、多くの企業が広報活動をしていたが、済州のミカン酒やお菓子のような食べ物、ミカンタムトゥル(ホットパックの一種)や化粧品などミカンを活用した製品が目にとまった。展示館には、西帰浦市の姉妹都市である中国の秦皇島市と日本の紀の川市のブースもあった。特に、紀の川市のブースで味見したミカンクッキーは、煎餅のようにとても美味しかった。ミカンで作られた製品以外にも、ミカンを収穫するための農業機械、肥料、農薬なども展示・販売されていた。チャルジャラム(韓国語で「よく育つ」の意)、アルゲン二(韓国語で「分かったか」の意)のような農薬の名前が、ダサくて面白いと関心を集めていた。

 

 

ミカン品種展示室では、様々な品種のミカンの木を見ることができたが、顔くらいの大きさの品種もあって珍しかった。ミカン農家気取りでミカンを摘むポーズを取ったり、あれこれ全部触ったりした。毎年、叔母のミカン畑で仕事を手伝っているが、博覧会で見たミカンは一味違う気がした。

ミカンは、済州ではごくありふれた果物で、味わう機会が多いため、その価値に気づいていなかったのではないだろうか。済州ミカン博覧会を通じて、ミカンの活用方法だけでなく、ミカンそのものの価値に気づくことができ、済州道民にとっても大切な機会になったと思う。このような大きなイベントを通じて、ミカンだけでなく、済州を代表するものに出会える機会が多くなることを願う。

 

作成日:2016年11月(取材日:2016年11月10日)
カルチャーリポーター:キム・ジウン